【EAFF E-1サッカー選手権 日本代表VS香港代表 2025年7月8日(火)19:24キックオフ】 撮影/原壮史(S…
【EAFF E-1サッカー選手権 日本代表VS香港代表 2025年7月8日(火)19:24キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)
■スタメン中「6人」がA代表初出場
そのイケメンぶりも評判のGKピサノ・アレックス幸冬堀尾をはじめ、先発メンバーのうち、6名がA代表初出場となった。
週末のリーグ戦から十分な時間がなく、迎えた「E-1選手権」初戦。初出場の選手がスタメンの過半数を占める中、キャプテンは前回のE-1で大会MVPと得点王を獲得し、ワールドカップメンバーにも選出された相馬勇紀が務めた。
試合は立ち上がりから日本が圧倒。ハーフコートで試合を進め、両サイドの久保藤次郎と相馬が何度もエリア内へボールを入れる形を中心に、地力の差で香港を押し込んだ。
4分という早い時間にジャーメイン良の先制点が決まると、ジャーメインの4得点とベテラン稲垣祥(33)のミドルシュートで前半だけで5-0とした。
ゴールラッシュではあったものの、垣田裕暉や宮代大聖ら、ゴールという結果を残したいポジションの選手たちもチームへの貢献を優先。それが結果的にゴールラッシュにつながった。
■経験で勝る「2人」がチームをけん引
後半も日本が質の違いを見せる展開となったが、最後のところが合わずに、なかなか追加点が生まれない。59分には香港に1点を返された。
佐藤龍之介や山田新、中村草太ら途中出場の選手たちもゴールを目指したが、フィニッシュのところがなかなか合わない。
そんな中でも、日本ペースは継続。出場メンバーの中での経験で大きく勝る相馬と稲垣がフル出場でチームを支えた。
ロス五輪世代の大関友翔も、中盤でチャレンジを伴うプレーを続けた。
無得点の時間が長くなった日本だが、最後に、サンフレッチェ広島の“紫のワンダーボーイ”、中村が単独ドリブル突破からシュートを決め切り、6-1で終了。開催国の韓国も前日の初戦に勝利しており、最終戦の日韓戦がタイトルの行方を決めることになりそうだ。
■試合結果
日本代表 6-1 香港代表
■得点
4分 ジャーメイン良(日本)
10分 ジャーメイン良(日本)
20分 稲垣祥(日本)
22分 ジャーメイン良(日本)
26分 ジャーメイン良(日本)
59分 マット・オア(香港)
90+4分 中村草太(日本)