(9日、第107回全国高校野球選手権大分大会1回戦 日田林工10―0大分高専=6回コールド) 低めに変化球が決まった。…
(9日、第107回全国高校野球選手権大分大会1回戦 日田林工10―0大分高専=6回コールド)
低めに変化球が決まった。初回、3者連続三振でスタートした日田林工のエース跡田晄士投手(2年)はこの日、5回と3分の1を投げ、無失点、9奪三振。快投にみえたが、試合後の自己採点は「60点」と少し不満げだった。
「自分は打たせてとるタイプ」との強い思いがある。野手に声をかけ、打球をさばいてもらい、ゲームをつくる。そのために、冬場の走り込みで下半身を強化し、体幹を鍛え、変化球を磨いた。努力の結果、「テンポ良く打たせて、野手とコミュニケーションが取れる投手に成長した」と高山満也監督。
この日は三振を奪う場面が多く、野手の出番は少なめ。「マウンドに上がってから良くなったので、彼のいいところを全部引き出すリードを心がけた」と岐部瑠生(りゅう)捕手(2年)。高山監督も「一生懸命な日常があったからこそ、この舞台でしっかり力を発揮できた」と目を細めた。
次戦の相手はシードの大分。三振ではなく、「凡打」の山を築くつもりだ。(大村久)