◇国内女子◇ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 事前(9日)◇真駒内CC空沼コース (北海道)◇6688yd(…
◇国内女子◇ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 事前(9日)◇真駒内CC空沼コース (北海道)◇6688yd(パー72)
地元・北海道出身の小祝さくらはプロアマ戦で状態を確かめた。今季ここまで15試合をプレーも未勝利。それでも直近5試合でトップ10が4試合と年間レースで4位につける。「北海道の大会は特別な感じがあります。地元で優勝を目指して頑張りたい」。パーオン率(75.22%)は全体1位とショットの正確性を武器に洋芝を攻略したい。
大会は節目の10回目を数えるが、真駒内CC空沼コースで初めて行われた2023年大会を通算12アンダーで制している。「あのときはラフがすごく長かった。今年はラフが少し短いですが、北海道特有のラフというか、重たいのでラフにいくと難しい」。北広島市の実家から会場まで約1時間だが、今週も23年大会同様にホテルから会場に通う。
前週「資生堂・JAL レディス」(神奈川・戸塚CC西C)は全4日間で気温が30度を超えた。気象庁によると今週の札幌は4日間30度未満の見込みだ。「比べたらプレーしやすいですし、汗の量もだいぶ違う」と笑顔を見せた。
タイトルスポンサーを務めるミネベアミツミ所属の阿部未悠もプロアマ戦で最終調整した。「地元開催だし、ホステスプロは1人しかいない。気負う部分もあるが、まずは自分のゴルフができたら良い」と気持ちを高める。
今季は15試合に出場し、予選落ちが6試合と年間レースも65位と沈んでいる。パーオンホールの平均パット数が1.845(全体58位)とグリーン上でなかなか結果につながらない。「全体的に調子が悪いわけじゃない。かみあえばスコアも出ると思っている。かみ合わせられるように頑張ります」
多くの知り合いが会場に足を運んでくれる予定だが、「普段から会える場所にいないのでそれも楽しみにしつつ」。24年「富士フイルム・スタジオアリス」以来となるツアー2勝目は地元で飾りたい。(札幌市南区/玉木充)