パイレーツの大砲がトレードを拒否する球団にドジャースも含まれているという(C)Getty Images ドジャースが現地…

パイレーツの大砲がトレードを拒否する球団にドジャースも含まれているという(C)Getty Images
ドジャースが現地時間7月8日(日本時間9日)、敵地でのブルワーズ戦に1-3で敗れ、5連敗となった。
投手、野手ともにケガ人が続出している苦しいチーム状況だが、7月末までのトレード期限にどんな動きを見せるのか注目されている。
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ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、「マイケル・コンフォートの契約が、今のところロサンゼルス・ドジャースにとって良い結果を生んでいないことは周知の事実だ」とした上で、「トレード期限が迫る中、ドジャースは数人の外野手と交渉中だ。しかし、これまでのところ、彼の成績不振に加え、他のレギュラー選手の負傷も深刻な問題となっている」と伝えた。
外野手のターゲットとして、パイレーツのブライアン・レイノルズの名が挙げられている。レイノルズは「長年、ドジャースが関心を示す選手として噂されてきた。オールスターに複数回選出されたレイノルズは、ここ数シーズン、下位に沈むパイレーツで最高の野手として君臨してきた」と紹介。
30歳のレイノルズは、今季ここまで87試合で打率.226、10本塁打、46打点の成績を挙げ、「過去4年間は毎年24本以上の本塁打を放っている」と、大砲候補となる選手だ。
しかし、パイレーツの地元紙『Pittsburgh Post-Gazette』のノア・ハイルズ記者によれば、レイノルズの契約には6球団に対するトレード拒否条項があるようで、「レイノルズのトレード拒否権の対象は6チームで、そのうちの1つがロサンゼルス・ドジャースだ。他には、サンフランシスコ・ジャイアンツ、サンディエゴ・パドレス、ニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツ、トロント・ブルージェイズが含まれている」と伝えている。
記事では「ピッツバーグが優勝候補になることは滅多になく、前述の6チームはすべて今シーズンのプレーオフ進出濃厚であることを考えると、これは皮肉な話だ。テネシー州出身の彼はカリフォルニア、ニューヨーク、そしてカナダでのプレーを避けているようだ」と記した。
これにより「レイノルズが選択肢に入らないようなので、ドジャースは外野の補強を他で探さなければならない」と指摘。果たしてドジャースはターゲットをどう練り直すのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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