◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 事前(8日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504yd(パー7…
◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 事前(8日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504yd(パー71)
岩井明愛と千怜のツインズは5日に2人そろって23歳の誕生日を迎えた。MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手とも同じバースデーは移動のタイミングと重なり、空港の行く先々でスポンサー契約を結ぶ全日本空輸のスタッフやキャビンアテンダントからサプライズでお祝いされた。
日本ツアーでトップ選手となり、タイミングを同じくして米ツアーに挑戦。千怜は5月「リビエラマヤオープン」でルーキー優勝を飾り、明愛も今季2度の2位を経験している。ゴルフ面で順調なステップアップを刻んでいるようで、千怜は「いやー、心はまだやっぱり全然、成長してない感じなので…」と笑う。
それぞれの精神年齢について千怜が「18歳くらいですね」と話すと、隣で聞いた明愛は声のトーンを上げて「えっ、たっか!自分は中学生くらい。15歳とか…」。内面に関しては“お姉さん”になるという千怜も「大人だなって感じる時もあれば、子どもだなって感じる時もある。(ゴルフより)プライベートの方がちょっと…ダメですね」と苦笑い。一方の明愛はコースの内外で「変わらないんじゃないですか」と2人でうなずき合う。
実年齢以上に若々しいスピリットで挑む米ツアー初年度も折り返しを迎え、まずは欧州での3試合。前年10位の明愛は2年連続、千怜は予選落ちした前回から2年ぶりでともに2度目のエビアンに臨む。
4月「シェブロン選手権」を制した西郷真央に始まり、今季メジャーのたびにリーダーボードをにぎわせる日本勢の活躍は2人にとっても大いに刺激となっている部分。直近「KPMG全米女子プロ選手権」では千怜が4位と日本勢最上位のフィニッシュを決めた。
明愛は「(自分にも)可能性はあると思っていますけど、やっぱりまだ優勝争いの回数が足りていない。ホントにもういっぱい、(毎週のように優勝争いを)やりたい。まずはもっと上に行ける回数を増やしたいですね」と話し、チャンスの分母を大きくする戦いを目指している。千怜は「メジャーだから勝ちたい、という気持ちではなく、毎週毎週を同じルーティン、同じ気持ちで臨んでいれば、必ずチャンスは来ると思って信じながらやっています」
中学生と高校生の内面を自称しても、ビッグトーナメントに対するアプローチは間違いなくトッププロの落ち着きがある。(フランス・エビアン/亀山泰宏)