2025年夏の第107回全国高校野球選手権神奈川大会は、10日に強豪ノーシード勢が登場し、初戦を迎える。 「最高の大会…
2025年夏の第107回全国高校野球選手権神奈川大会は、10日に強豪ノーシード勢が登場し、初戦を迎える。
「最高の大会にしませんか」
七夕の日、7月7日の神奈川大会開会式で、ノーシードでこの夏を迎える慶応の山田 望意主将(3年)が選手宣誓で口にした言葉だ。互いを認め合う大会となることを願う思いを、慶応ナイン自らが、10日の厚木西との初戦にぶつける。
同じくノーシード・桐光学園も10日に戸塚との初戦を迎える。昨年のチームは秋優勝を果たし、春夏も8強まで勝ち上がったが、今年のチームは秋3回戦、春は初戦(2回戦)敗退と屈辱を味わっている。現在、メジャーリーグのパドレスで活躍中の大先輩、松井 祐樹投手を擁して出場した2012年以来、遠ざかっている甲子園へ向け、好スタートを切りたい。
古豪復活に挑み、今年はノーシードから挑戦となる「Y校」こと、横浜商も10日に横浜栄との初戦を迎える。昨年夏は3回戦敗退に終わったが、23年夏は4強まで勝ち進み、古豪復活を期待させる活躍だった。胸に光る「Y」の文字を大きく見せるためにも、今年のスタートを快勝で飾りたいところだ。
その他、藤沢清流、日大藤沢、法政二、鎌倉学園といった強豪ノーシード勢の初戦に注目だ。