女子100メートル障害・日本記録保持者でパリ五輪代表の福部真子が7月8日、自身のインスタグラム(@mk_028l )を更…

女子100メートル障害・日本記録保持者でパリ五輪代表の福部真子が7月8日、自身のインスタグラム(@mk_028l )を更新した。

7月6日に行われた日本選手権・女子100メートル障害(ハードル)決勝で、福部は12秒93で3位に入った。今季限りでの現役引退を表明している、日本女子ハードル界をけん引したレジェンド・寺田明日香は6位に終わっている。

高校時代から憧れ続け、2019年に現役復帰した寺田に「勝てん」と絶望しつつ、「12秒台で走りたい」と希望をもらった日々。練習に誘われ、理想のコーチ像を教わり「選手として生まれ変わった」と振り返る。寺田の存在があったからこそ、日本の女子ハードル界は世界を目指す種目に成長した。そんな敬意と感謝を、涙と笑いを交えながら熱く綴った。

「さみしいよ師匠!ありがとう師匠!」走り終えたその日、先に涙をこぼしたのは福部だった。その投稿には、寺田から「ありがとうよ!!!まだまだバチバチで行くぜ」と熱いメッセージが届いている。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部