ベッツは攻守に精彩を欠いている(C)Getty Images ドジャースのムーキー・ベッツが現地時間7月7日(日本時間8…

ベッツは攻守に精彩を欠いている(C)Getty Images
ドジャースのムーキー・ベッツが現地時間7月7日(日本時間8日)、敵地でのブルワーズ戦で初回に痛恨のミスを犯した。
0-3で迎えた初回二死一・二塁で8番のケレイブ・ダービンの遊ゴロをさばいたが、一塁への送球が低く逸れて悪送球となった。これで1点を追加されると、先発の山本由伸は1回もたずに5失点で降板している。
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米スポーツメディア『ClutchPoints』はベッツのこのプレーについて、「通常であればアウトになるはずだった」と指摘している。
打撃でも4打数無安打に終わり、試合後『SportsNet LA』のインタビューで「打撃はあまり良くなかった。それだけだ」と述べ、「シーズンの一部なんだ。毎日完璧にできるわけじゃない」と、答えたという。
同メディアの記事では「オールスターブレイク間近。特に打撃面で、再起のチャンスは大いにある」と記している。ベッツは今季、3月下旬に胃のウイルス感染で体重が約9キロ減少。5月には足の指を骨折する不運に見舞われた。
ここまで打率.249、11本塁打、44打点という成績だが、今季から本格的に遊撃に転向し、打撃面に影響が出ているのか。投手陣だけでなく、野手陣にも負傷者が相次いでいるドジャースだけに、球宴休みをきっかけにベッツの打棒復活が待たれる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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