バドミントン選手の志田千陽が8日に自身のインスタグラム(@_chiharushida_)を更新した。【画像】解散すること…

バドミントン選手の志田千陽が8日に自身のインスタグラム(@_chiharushida_)を更新した。

志田千陽は、再春館製薬所のホームページでも発表された通り、松山奈未とのダブルスペアを、2024年の世界選手権をもって解消することになったと報告。

突然の発表となったことに対し、「いつも応援してくださる皆様には驚かせてしまったと思います、申し訳ありません」と率直な思いを述べた。

2人はパリオリンピックでの金メダル獲得を目標に、結成から約10年、共に走り続けてきたことを語り、
オリンピックを終えた後は、これまでにない難しさも感じる中で話し合いを重ね、「2024年までは走り切ろう」と決意し、努力を続けてきたという。

今年初めには松山が一時的な休暇に入り、休暇明けにスタッフを交えて今後について話し合いを実施。その結果、世界選手権までは「シダマツ」としてプレーし、その後はそれぞれが新たな目標に向かって歩んでいくことを決めたと明かした。

志田は「オリンピックの結果には満足しているが、女子ダブルスで世界一になりたいという強い気持ちがある。まだまだコートに立ち続けたい」とし、9月からは新たなパートナーとともに再出発することを報告。「この目標を達成するために、これからも精進していきたい」と力強く語った。

一方で、「ペアを解消する実感はまだない。寂しさもあるが、それ以上に感謝の思いが大きい」と心境を吐露し、「10年間、共に同じ目標に向かって走り続けてくれた松山には心から感謝している。オリンピック後のモチベーションの難しさにもかかわらず、隣で一緒に戦い続けてくれたことは忘れない」と深い思いを伝えた。

更に、「この10年は私にとって宝物。その思いを胸に、残りの試合を最高の締めくくりにできるよう全力を尽くしたい」と決意を新たにしている。

最後に、「私たちが積み重ねてきたもの、そして私たちの想いはコートの中でこそ表現されるものだと思っている。シダマツとして残された3大会、ぜひ温かく見守っていただけたら嬉しい」と、ファンへの感謝と応援の継続を呼びかけた。

この投稿には、「これまでお二人の試合を何試合見てきたか分からないくらいなので、めちゃ寂しくて残念ですが、五十嵐選手とてっぺん獲られるよう、これからもずっと応援しています」「可愛い」「イガシダになるんだね。頑張りましょう」などと言ったコメントが寄せられている。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部