山本由伸が自己最短KOとなった(C)Getty Images ドジャースの山本由伸が現地時間7月7日(日本時間8日)、敵…

山本由伸が自己最短KOとなった(C)Getty Images

 ドジャースの山本由伸が現地時間7月7日(日本時間8日)、敵地でのブルワーズ戦に先発登板し、1回途中4安打5失点という内容で自己最短KOとなった。

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 山本由伸投手は中5日でマウンドに上がり、初回に1番のサル・フリリックにいきなり二塁打を浴びると、続くウィリアム・コントレラスには四球を与えた。その後、二死二・三塁でアンドルー・ボーンに3ランを浴びて3点を失うと、遊撃手のムーキー・ベッツの悪送球や適時打でこの回5失点。メジャー最短の2/3回5失点で1回もたずにマウンドを降りた。

 米メディア『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は自身のXで「悪夢のような初回で、ヨシノブ・ヤマモトはすでにマウンドを降りた」と綴っている。

 X上のファンからは「これほど試合によって優劣の幅が大きいドジャースの投手は記憶にない。気が滅入るよ」という厳しい意見や、「ベッツの悪送球がなければ3-0だったはずだ」「ムーキーはショートで最悪だ」と、ベッツのエラーを指摘する声も寄せられた。

 なお、「1番・DH」で先発出場した大谷翔平は初回の第1打席、三塁への内野安打で2試合ぶりの安打を記録した。3回一死二塁の第2打席は右飛に終わった。6回の第3打席は見逃し三振に倒れた。8回の第4打席は右前打で出塁した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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