「クレムリン・カップ」の女子シングルス準々決勝でナタリア・ビクトリアンセワ(ロシア)とアリゼ・コルネ(フランス)が対戦。ビクトリアンセワが4-6、7-5、6-3で勝利し、準決勝へ進出した。両者は初めての対戦で、紆余曲折ある長時間の対戦となっ…

「クレムリン・カップ」の女子シングルス準々決勝でナタリア・ビクトリアンセワ(ロシア)とアリゼ・コルネ(フランス)が対戦。ビクトリアンセワが4-6、7-5、6-3で勝利し、準決勝へ進出した。

両者は初めての対戦で、紆余曲折ある長時間の対戦となったとWTA公式サイトが報じている。3時間に及ぶ白熱した試合に勝利したのはビクトリアンセワだった。

20歳のビクトリアンセワは初めてとなったモスクワのメインドローで、ベテランとの過酷な試合を乗り切った。両者合わせて28回のブレークポイントがあったが、たった10回したブレークにいたらなかった。また2人とも試合中に腿のに負傷を抱えながら戦った。

しかし攻撃的なプレーで最終的に報われたのはビクトリアンセワだった。46個のウィナーは60個のアンフォーストエラーを打ち消すのに充分だった。一方のコルネは後半で実力を発揮できず、21個のウィナーと46個のアンフォーストエラーに留まった。

勝利したビクトリアンセワは準決勝で現在残っているなかで最もランキングが高い第7シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)と対戦する。(テニスデイリー編集部)※写真は「クレムリン・カップ」でベスト4に進出したビクトリアンセワ

(Photo by Sefa Karacan/Anadolu Agency/Getty Images)