村上は出場1試合…近藤は開幕前に腰の手術 日本野球機構(NPB)は7日、「マイナビオールスターゲーム2025」に監督推薦…
村上は出場1試合…近藤は開幕前に腰の手術
日本野球機構(NPB)は7日、「マイナビオールスターゲーム2025」に監督推薦で出場する選手を発表した。初選出の栄誉を手にする選手がいる一方で、華々しい舞台に選ばれなかった選手もいる。まだ「プラスワン投票」は残っているものの、大枠が出揃う中で“漏れた”主な選手を見ていこう。
巨人からは主砲の岡本和真内野手と丸佳浩外野手が選外となった。岡本は昨年、ファン投票と選手間投票でともに選出され、6度目の栄誉を手にしていた。今季は開幕から好調を維持していたが、5月6日の阪神戦で守備中に相手選手と交錯。右肘を痛めて戦線離脱した。今季は32試合で打率.308、8本塁打、25打点だった。
昨年8度目の選出となった丸。本戦では実に8年ぶりのアーチを放ち、話題を呼んだ。しかし今季は開幕前に故障で離脱。5月27日に初登録と大きく出遅れたことが影響したか。
また、4度の選出を誇るヤクルトの村上宗隆も選ばれなかった。昨オフにポスティングシステムを経てのMLB挑戦を表明したスラッガーだが、今季は開幕から出遅れ、4月17日に1軍に復帰したものの、同日の阪神戦(神宮)で再び負傷。翌18日に出場選手登録を外れ、現在はリハビリ中となっている。
昨季のパ・リーグMVP、ソフトバンク・近藤健介外野手も今回は選出外に。開幕直後に腰の手術を受けた影響で約2か月の出遅れとなり、復帰後も休み休みの状態。23試合で打率.288、2本塁打と昨季より大きく成績を落としている。
監督推薦では計23選手が初選出を飾った一方で、常連組は故障などもあって選外と、今年のオールスターには“異変”が起きているようだ。(Full-Count編集部)