カレン・カチャノフ(ロシア)が来月開催の「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」への出場権を獲得したとATP公式サイトが報じている。カチャノフはアレクサンダー・ズベレフ (ドイツ) 、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)に続いての出場権獲…

カレン・カチャノフ(ロシア)が来月開催の「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」への出場権を獲得したとATP公式サイトが報じている。

カチャノフはアレクサンダー・ズベレフ (ドイツ) 、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)に続いての出場権獲得で、「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」は11月7日からミラノで開催される。

20歳のカチャノフにとって、今年はツアー参戦2年目だが、テニス界各所から絶賛を博している。身長198㎝で右利きのカチャノフは、往年のビッグヒッターで俊敏な動きでプレーした身長193㎝のマラト・サフィン (ロシア) を彷彿とさせると言われている期待の新星だ。

カチャノフにとって初めてのツアータイトルは1年前の「成都オープン」となるが、今年も良い成績を出しており、準決勝進出を4回果たしている。大舞台でも活躍し、「全仏オープン」では4回戦、「ウィンブルドン」では3回戦に進出している。

8選手のトーナメント戦となる「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」の残りの椅子はあと4つ。8枠のうち7枠は10月30日時点でのレース・トゥ・ミランのランク順に割り当てられ、8枠目はイタリアで開催される21歳以下のトーナメントの勝者に与えられる。

全世代共通の「ATPファイナルズ」のみならず、若い期待の星達による争いも激化しており、どちらの最終戦も興味深いものになるのは間違いない。(テニスデイリー編集部)※写真は「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」出場権を獲得したカチャノフ

(Photo by VCG/VCG via Getty Images)