2025年夏の第107回全国高校野球選手権沖縄大会は準々決勝が終了し、4強が出そろった。今センバツに出場した沖縄尚学とエ…

2025年夏の第107回全国高校野球選手権沖縄大会は準々決勝が終了し、4強が出そろった。今センバツに出場した沖縄尚学とエナジックスポーツに加え、春季大会の決勝を戦った2チーム、興南と宜野座が勝ち上がった。今年の沖縄を代表する4チームによる終盤戦がますます熱を帯びる。

 12日に予定されている準決勝の対戦は以下の通り。

沖縄尚学-興南
エナジックスポーツー宜野座

 沖縄尚学と興南は近年の沖縄のトップを走ってきた同士の対戦。2019年の夏には、決勝で対戦し延長13回の激闘の末、沖縄尚学が優勝するドラマを演じた。現オリックスで活躍する宮城 大弥投手擁する興南は夏3連覇を逃し、涙をのんだ。

 エナジックスポーツは創部3年の新興勢力で、24年春に初優勝すると、夏準優勝、秋準優勝と3季連続で決勝に進出。「ノーサイン野球」を武器に勢いに乗っている。宜野座は23年秋の初戦で敗れた相手。リベンジを果たして、2年連続決勝進出を決めることができるか。

 甲子園一番乗りまであと2勝となった4チーム。準決勝の2試合とも、激アツな試合が期待できそうだ。