【MLB】カブス 110 カージナルス(7月6日・日本時間7日/シカゴ)【映像】誠也、特大逆方向弾で球場総立ちの圧巻光景…
【MLB】カブス 11—0 カージナルス(7月6日・日本時間7日/シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手がカージナルス戦に「3番・DH」でスタメン出場。5回の第3打席で、2試合ぶりの1発となる豪快な25号ソロを放つと、SNSでは「オールスターに選ばれるべき」との声が続々と上がり、大きな話題を呼んだ。
10-0とカブスが大量リードで迎えた5回、2死走者なしの場面。鈴木はカウント2-1からの4球目、高めの速球を強振。打球は打った瞬間にそれと分かる弾道で右中間スタンドへと飛び込んだ。打球速度106.1マイル(約170.8キロ)、飛距離405フィート(約123.4メートル)の特大弾に、本拠地は大歓声に包まれた。
今季77打点で依然メジャー打点王の座をキープしている鈴木だが、今季のオールスターには選出されていない。この事実に地元局「Marquee Sports Network」公式X(旧Twitter)は「But he’s not an All-Star(でも彼はオールスターじゃない)」と皮肉たっぷりに投稿。SNS上では瞬く間に反響が広がった。
MLB公式Xも「Sunday Night Seiya Seiya Suzuki's incredible season continues with home run No. 25!(日曜の夜は誠也!鈴木誠也の信じられないシーズンは25号本塁打で続いている)」と紹介し、ESPN公式Xは「Seiya Suzuki is the first Cubs player with 25 HR and 75 RBI before the All-Star Break since Sammy Sosa in 2001(鈴木誠也は2001年のサミー・ソーサ以来、オールスター前に25本塁打・75打点を記録したカブスの選手)」と歴史的快挙であることを伝えた。
一方で、ファンからはオールスター落選に対する怒りや失望の声が続出。「This guy's gotta be an All-Star right?(この選手がオールスターじゃないなんてあり得ないだろ?)」「Biggest All-Star snub.(史上最大級のオールスター落選)」「WHY IS HE NOT AN ALL STAR?!(なんで彼がオールスターじゃないんだ!?)」「You guys gotta fix the All-Star voting(オールスターの投票システムを直すべきだよ)」など、怒りや疑問の声がX上にあふれた。
今季のMLBオールスターゲームには、大谷翔平(DH部門ファン投票1位)、山本由伸(初選出)、菊池雄星(2度目)と3人の日本人選手が選出されたが、今の鈴木の活躍ぶりを見れば、「彼もその一人であるべきだった」との声が出るのも当然かもしれない。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)