AFC東地区

ニューイングランド・ペイトリオッツ(4勝2敗)

第4週まで崩壊状態だった守備が第5週のバッカニアーズ戦は14失点、第6週のNYジェッツ戦は17失点と復調の兆しを見せている。QBトム・ブレイディはどちらの試合でもインターセプトを喫したが、要所で得点を上げて1ポゼッション差の戦いを制した。隙のないペイトリオッツに戻りつつある。6週のジェッツへの勝利でブレイディはレギュラーシーズン187勝目を上げ、QBの中で単独歴代最多勝利となった。

バッファロー・ビルズ(3勝2敗)

4インターセプトでNFLトップに立っている、SSマイカ・ハイドをはじめ、守備は依然として好調。しかし攻撃ではQBタイロッド・テイラーのパスが精彩を欠き、ランブロックも機能せず得点力不足。

マイアミ・ドルフィンズ(3勝2敗)

『最弱の攻撃』とも言われたドルフィンズだが、第6週に昨季のNFC王者ファルコンズに勝利。ラン26回130ヤードで守備を粉砕したRBジェイ・アジャイの活躍が推進力になった。DEキャメロン・ウェイクら、ファルコンズを17点に抑えた守備の活躍も目覚ましい。

ニューヨーク・ジェッツ(3勝3敗)

第6週のペイトリオッツ戦では14点を先制するも、後半は僅か3得点と失速。AFC東地区はペイトリオッツ以外、チームに噛み合うQBが見つけてられていないのが共通の課題だ。

AFC北地区

ピッツバーグ・スティーラーズ(4勝2敗)

第5週に衝撃の5インターセプトを喫しジャガースに大差で敗北。原因はRBレビオン・ベルのランの回数が少なかったことだ。チームもそれを理解し、第6週にはベルがラン32回179ヤードを記録。無敗だったチーフス相手に勝ち星を挙げている。チーフスQBアレックス・スミスにプレッシャーを与え、思うようにパスを投げさせなかったDEキャメロン・ヘイワードらの守備も好調。

ボルチモア・レイブンス(3勝3敗)

攻撃が上手く機能せず、パス攻撃は31位。現地では『マーティ・モーンヒンウェグ攻撃コーディネーターが悪い』という声が強いが、ジョン・ハーボーHCは「一人のせいにしても仕方がない」とのこと。解決策は見つかるのか。

シンシナティ・ベンガルズ(2勝3敗)

QBアンディ・ドルトンがプレッシャーを受けても正確にパスを投げ、2連勝。バイ・ウィークあけの第7週は、序盤3連敗の悪い流れを完全に断ち切った姿を見せてくれることに期待だ。

クリーブランド・ブラウンズ(0勝6敗)

ドラフト1位指名のDEマイルズ・ギャレットは、第5週と第6週で計3QBサックを記録し、期待に応えている。しかし、このままだと来季のドラフト1位指名もブラウンズになってもおかしくない。

AFC南地区

ジャクソンビル・ジャガーズ(3勝3敗)

第5週に5回のインターセプト奪取でスティーラーズに勝利を収めた。CBジャレン・ラムジーとA.J.ボイエーが両サイドで目を光らせ、相手のパス攻撃を遮断している。また、ルーキーRBレオナード・フォーネットは2週連続で100ヤードラッシングを記録。総獲得ヤード596ヤードはNFL2位と絶好調だ。

ヒューストン・テキサンズ(3勝3敗)

J.J.ワットが負傷で今季の復帰が絶望視される中、ルーキーQBデショーン・ワトソンが、強肩と走力を武器に好調。昨季までのテキサンズに足りていなかった得点力が改善した。守備の主力選手を次々と負傷で欠いていく中、テキサンズの命運はワトソンに託されたと言っていいだろう。

テネシー・タイタンズ(2勝3敗)

QBマーカス・マリオタは、ハムストリングの負傷で第5週は欠場したが、第6週に復帰。パス32回23回成功306ヤードで勝利に貢献した。

インディアナポリス・コルツ(2勝4敗)

第5週、元コルツQBペイトン・マニングの銅像が公開され、18番が永久欠番になる中、なんとか2勝目を挙げた。しかし、第6週は惨敗。今季は諦め、負傷欠場中のQBアンドリュー・ラックは無理をせず、このまま治療に専念した方が良いとの声が早くも上がっている。

AFC西地区

カンザスシティ・チーフス(5勝1敗)

第6週、スティーラーズの守備に第4Q僅か25ヤードに抑え込まれるなど、全体的に攻撃が振るわず、今季初黒星を喫してしまった。QBアレックス・スミスの走力と、WRタイリーク・ヒル、TEトラビス・ケルスの爆発力を恐れ、多くのチームがパスラッシュをしかけなかったが、パスラッシュを積極的にしかけてきたスティーラーズ守備に対応できなかったことが原因。弱点が露呈した中、いかに改善し再び独走体勢に入れるか注目だ。

デンバー・ブロンコス(3勝2敗)

今季も堅守は健在、安定した強さをみせているかに思われたが、第6週に0勝だったジャイアンツに敗北。油断が原因との分析もあるが、第7週、同地区のチャージャース戦で真価が問われるだろ

オークランド・レイダース(2勝4敗)

QBデレック・カーが第5週の敗北を見兼ねたのか、背中の負傷から2週間で電撃復帰。そこまではよかったが、本調子とはいかずパス171ヤードに留まり不発。4連敗を喫している。

ロサンゼルス・チャージャース(2勝4敗)

勝ち切れなかった第4週までとは打って変わって2連勝。2014年までキッカーを務めていたニック・ノバックを呼び戻したのが奏功したか。同地区のライバルたちが調子を落とす中登り調子。追い上げを見せられるか。