パヘスは今季打率.290&17HRの好成績だった メジャーリーグ機構(MLB)は6日(日本時間7日)、オールスター戦(1…

パヘスは今季打率.290&17HRの好成績だった

 メジャーリーグ機構(MLB)は6日(日本時間7日)、オールスター戦(15日=日本時間16日、アトランタ)の投手、控え野手を発表した。ドジャースでは山本由伸投手が初選出されて祝福を受ける中、今季ブレーク中のアンディ・パヘス外野手は選外となった。「パヘスのオールスターが奪われた」「え、何で?」と米ファンの怒りは収まらない。

 ファン投票では、外野手部門ですでにロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)とピート・クロウ=アームストロング、カイル・タッカー(ともにカブス)が選出されていた。この日発表された選手間投票では、ジェームス・ウッド(ナショナルズ)、コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)が栄誉を手にした一方で、今季打率.290、17本塁打、58打点、WAR3.2のパヘスは惜しくも漏れる形となった。

 今回選ばれた3人との成績を比較すると、新進気鋭のウッドは打率.288&23本塁打&OPS.940と頭一つ抜けている印象もあるが、キャロルとタティスJr.に関しては拮抗している。キャロルは20本塁打&OPS.887の一方で打率.247。タティスJr.は打率.258、15本塁打、OPS.789という成績だった。

 ドジャースは山本の他に、大谷翔平投手、フレディ・フリーマン内野手、ウィル・スミス捕手、「レジェンドピック」でクレイトン・カーショー投手が選ばれており、オールスターが原則として各球団から少なくとも1人が選ばれるように調整されている影響もあったかもしれない。

 それでも、ドジャースを支える24歳の選外には「あり得ない」「パヘスは球宴に値する」「パヘスは冷遇されている」「タティスよりアンディが選ばれべき」「パヘスがいない……だと」「最悪の結果だ」などと悲しみと批判の声が寄せられた。(Full-Count編集部)