サッカーのFC今治は5日、明治安田J2をホームで甲府と戦い、2―4で逆転負けした。後半の11分間で4失点。これで8試合…
サッカーのFC今治は5日、明治安田J2をホームで甲府と戦い、2―4で逆転負けした。後半の11分間で4失点。これで8試合連続で勝利なしとなった。
前半8分、横山夢樹選手が中央から低い弾道を左隅に沈めて先制した。マルクス・ヴィニシウス選手と横山選手のシュートはゴールポスト。43分、カウンターからパトリッキ・ヴェロン選手が得点して、2―0で折り返した。
後半は一変した。相手に14分、コーナーキックのこぼれ球を押し込まれて失点すると、19分にはコーナーキックを頭で決められて同点に。22分には中央を個人技で抜かれて勝ち越され、さらに25分、中央からのミドルシュートで突き放された。
4失点は今季最多。試合後、倉石圭二監督は「相手得意のセットプレーから勢いをつけさせてしまった。相手のギアが上がったのに対して受け身になった」。横山選手は「守るのか3点目を狙うのか、11人が同じ方向に向いていなかった」と話した。
5月6日を最後に白星から遠ざかっている。次節は12日、愛媛FCとホームで対戦する。(中川壮)