<2025年全国高校野球選手権愛知大会:名古屋たちばな6-0高蔵寺>◇6日◇2回戦◇岡崎レッドダイヤモンドスタジアム 名…

<2025年全国高校野球選手権愛知大会:名古屋たちばな6-0高蔵寺>◇6日◇2回戦◇岡崎レッドダイヤモンドスタジアム

 名古屋たちばなが151キロ左腕・芹澤 大地投手擁する高蔵寺に6対0と完勝した。随所に優勝候補と思わせる地力の高さを見せた。

 先発・石川 萬才投手(3年)が最速147キロの速球、キレ味鋭いスライダーを武器に4回を投げ、63球、5奪三振、無失点の快投。2番手の中島 綾太投手(3年)は130キロ前半の速球、スライダーをコントロールよく投げる左腕で、4回、4奪三振、無四球、無失点の快投。そして左腕・織田 優太投手(3年)は常時140キロ中盤の速球(最速144キロ)の速球で高蔵寺打線をねじ伏せた。

 そして打線は芹澤は12安打、5長打と攻略に成功。140キロ中盤の速球にもしっかりとくらいついていき、ヒットゾーンへ弾き返した。セーフティースクイズや、内野ゴロで点を重ねるなど走塁の上手さも発揮した。

 特に愛知県を代表する遊撃手・淺井 大介内野手(3年)は芹澤から先制打を含む3安打の活躍。軽快な守備も披露し、勝利に貢献した。

 名古屋たちばなは全国制覇を狙える実力を持った仙台育英相手に3対4と競り合いを演じ、好投手を擁する仙台育英投手陣にもしっかりとミートができていた。特に淺井は招待試合でも4打数2安打の活躍だった。

 ノーシードながら優勝候補に躍り出た名古屋たちばな。3回戦以降の戦いにも注目が集まる。