【MLB】ドジャース 4-6 アストロズ(7月5日・日本時間6日/ロサンゼルス)                 【映像…

【MLB】ドジャース 4-6 アストロズ(7月5日・日本時間6日/ロサンゼルス)                 

【映像】大谷の“曲がりすぎ”変化球に相手も首をかしげる

 ドジャースの大谷翔平投手が、圧巻の投球でアストロズ打線を制圧した。2回には3者連続三振に抑える快投にファンたちが反応している。

 大谷は6月28日(日本時間6月29日)のロイヤルズ戦以来、中6日で今シーズン4度目の先発マウンドに登った。初回は先頭のパレデスにヒットを許したものの、2番スミスをゲッツーに仕留め、3番アルテューベもショートゴロに抑える上々の立ち上がりを見せた。

 ベッツのホームランで1点の援護を受けて臨んだ2回のマウンドでは、大谷の投球が冴え渡った。4番ウォーカーに対しては、3球連続ボールからストレート2球でストライクを取り、1球ファウルを挟んだのち、最後は低めのスライダーで空振り三振とした。

 5番カラティニには、1ボール2ストライクから3球連続の変化球を投じ、最後は大きく曲がるスイーパーでバットを空を切らせた。あまりの変化量にカラティニはうつむきながら首を少しかしげる仕草を見せるほどだった。

 そして迎えた6番ディアスには、1ボールから5球連続でファウルを打たれる粘りを見せられるも、大谷は集中力を切らさず、最後は外角低めのスイーパーで空振りを奪い、三者連続三振でこの回を締めた。

 三振を奪うたびに本拠地ドジャー・スタジアムのファンの歓声は大きくなり、最後にディアスを仕留めた瞬間には、熱狂が最高潮に達した。またSNSのファンたちも「大谷さんのスライダーキレキレやな」「3者連続三振は痺れる」「投手・大谷はもう完全復活に近いな」「スライダーのキレがえぐいね」「しっかり三振も取れてるし、もうちょっと長いイニング見たいな」「素晴らしい投球!いよいよ完全復活か!」といった声がみられた。

 前日の試合で20安打18得点と爆発したアストロズ打線を、2回無失点3奪三振で封じた大谷。オープナーとしての役割をきっちり果たし、完全復活への道筋を示した。ドジャー・スタジアム、そして日米のファンがその日を待ち望んでいる。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)