(6日、第107回全国高校野球選手権大阪大会1回戦 咲くやこの花3―0大阪園芸) ゲームセットの瞬間、咲くやこの花の岩田…

(6日、第107回全国高校野球選手権大阪大会1回戦 咲くやこの花3―0大阪園芸)

 ゲームセットの瞬間、咲くやこの花の岩田一馬主将(3年)は「ヨッシャー」と、叫び声を上げた。ベンチから、満面の笑みで飛び出してくる仲間の姿が見えた。

 入学した時、野球部員はゼロ。休部状態だった部を、野球経験者だった岩田主将が中心となって「復活」させた。

 1年生だけで出たその夏の大会は、初戦で3―37のコールド負け。その後も公式戦未勝利のまま、今年の夏を迎えた。

 この日の試合では三回に山本陸仁選手(3年)の適時打などで2点を挙げ、九回に追加点。継投で相手を無得点に封じ、ついに勝利をつかんだ。

 いま1、2年生はあわせて7人と多くはない。復活させた野球部の歴史をずっとつないでいきたい。「新入部員はずっと募集中」と岩田主将は言う。次戦は12日。勝利が一番のアピールになる。(田中祐也)