(6日、第107回全国高校野球選手権茨城大会1回戦、下館一6―3麻生) 今夏の茨城大会で初のアーチ。自身の野球人生でも…

 (6日、第107回全国高校野球選手権茨城大会1回戦、下館一6―3麻生)

 今夏の茨城大会で初のアーチ。自身の野球人生でも初の本塁打だった。

 麻生の飯島壮次朗(2年)は二回裏1死走者なしの場面で、4球目の内側に来た変化球を捉えた。芯に当たり、目で追った打球は左越え本塁打に。球場は歓声とため息に包まれた。「体中が震えました。夢みたいでした」

 小学2年から野球を始めたが、長打に縁がなかった。高校1年のころは、試合や練習試合で上級生や相手チームの打者が長打を打つのをじっと見ていた。「悔しいな。自分も打ちたい」と思っていた。体重は55キロ。体の線が細かった。

 体力増をめざした。スクワットやベンチプレスなどのトレーニングをし、昼の弁当のほか、おにぎり5個を食べた。身長は178センチ、体重68キロに成長。「作ってくれた親に感謝しています」

 試合は逆転負け。この日のチーム失策は三つ。課題は見えた。この成長を秋につなげていくつもりだ。(斎藤茂洋)