(7月6日、第107回全国高校野球選手権熊本大会1回戦、済々黌5―3熊本一) 切れのある球がコーナーに決まった。熊本一…
(7月6日、第107回全国高校野球選手権熊本大会1回戦、済々黌5―3熊本一)
切れのある球がコーナーに決まった。熊本一の島田悠希投手(3年)は徐々に調子を上げ、四回から七回は無失点。走者を背負っても踏ん張った。「調子はよかった。中盤からは球も伸びた。でも序盤が……」
済々黌の上位打線につかまり、三回までに4失点。それでも集中力は途切れなかった。
「あせらずにアウトを積み上げよう」「点は取ってやる」
そう背中を押してくれた味方の反撃で、八回表に1点差に詰め寄った。七回まで2点差におさえ、逆転する――。原口琢磨監督のシナリオ通りの展開だったが、あと一歩、及ばなかった。
投手5人を繰り出す相手に、1人で渡り合い、6奪三振。チームとしても、相手と同じ9安打を放ち、守りも含めて互角の戦いができた。「チャレンジャーの気持ちで向かった。いい試合ができた」。悔しいけど、満足している。(伊藤隆太郎)