<2025年全国高校野球選手権東東京都大会:目黒日大12ー0正則>◇6日◇2回戦◇大田スタジアム 目黒日大が13得点を奪…

<2025年全国高校野球選手権東東京都大会:目黒日大12ー0正則>◇6日◇2回戦◇大田スタジアム

 目黒日大が13得点を奪い、5回コールド勝ちで3回戦進出を決めた。

 勝利を呼び込んだのは、エース右腕・中山 絢心投手(3年)だった。「相手打線も振ってきたので、高めの真っすぐで三振を取ることができた」と最速140キロ近くの直球を武器に正則打線を抑え、4回まで安打を許さなかった。打線が12得点を奪い、5回を無安打に抑えれば参考記録でのノーヒットノーラン達成となったが、先頭打者に安打を許し、マウンド上で苦笑い。それでも「チームの勝利が最低条件という気持ちで投げていた」と後続を抑えて初戦突破に貢献した。

 一方の打線は、9安打12得点と繋がりを見せた。木川 卓見監督も、「流れを変えるのは打つしかないと話していた中で、風も味方してくれました」と笑みをこぼした。

 次戦は広尾と大山の勝者と対戦。中山は「チームのスローガンが『一勝』なので、一つでも多く勝てるように頑張りたい」と意気込んでいた。