「ストックホルム・オープン」(10月16日~10月22日/スウェーデン・ストックホルム/ハードコート)のシングルス2回戦で、第2シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)が、注目の若手であるチョン・ヒョン(韓国)とのベスト8の座をかけた一戦…

「ストックホルム・オープン」(10月16日~10月22日/スウェーデン・ストックホルム/ハードコート)のシングルス2回戦で、第2シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)が、注目の若手であるチョン・ヒョン(韓国)とのベスト8の座をかけた一戦に6-3、6-2のストレートで勝利。残り4枠となった「ATPファイナルズ」の出場権獲得に向けて、また一歩前進したとATP公式サイトが報じている。

アンダーソンはこの試合で18本のエースを決め、32本のファーストサーブのうち28本でポイントを獲得し、今シーズンの成績を32勝18敗とした。

「序盤はいい感触でボールを打てていると感じていて、チャンスも作れていました」とアンダーソンは話し、「彼は粘り強くプレーしていて、ブレークのチャンスはありましたが、なかなかサーブをブレークできませんでした。彼はディフェンスが非常に優れていて、アスリートとしても素晴らしい選手ですから、このようなスコアでコートを後にできるのは個人的に嬉しいことでした」と語った。

今年の「全米オープン」と「シティ・オープン」で決勝に進出したアンダーソンは、「ATPファイナルズ」への出場資格をかけたレース・トゥ・ロンドンで現在ランキング12位。圏内である9位のパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)とはあと155ポイントと迫っている。「全米オープン」での活躍が記憶に新しいアンダーソンがギリギリのところで出場資格をものにするか期待がかかる。

アンダーソンは次戦で第8シードのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と対戦予定となっている。(テニスデイリー編集部)※写真は「ストックホルム・オープン」でベスト8に進出したケビン・アンダーソン(上海ロレックス・マスターズのときのもの)

(Photo by Kevin Lee/Getty Images)