【明治安田J1リーグ】ヴィッセル神戸 4-0 湘南ベルマーレ(7月5日/ノエビアスタジアム神戸)【映像】キックフェイント…

【明治安田J1リーグ】ヴィッセル神戸 4-0 湘南ベルマーレ(7月5日/ノエビアスタジアム神戸)

【映像】キックフェイントからのコントロールショット

 自らを祝う得点だった。日本代表に初選出されたヴィッセル神戸FW宮代大聖が“らしさ”全開のゴールを記録。ボックス内で冷静なキックフェイントから左足のコントロールショットでネットを揺らした。

 7月5日にヴィッセル神戸はホームで湘南ベルマーレと対戦。ホーム開催のリーグ戦では試合前の時点で4連勝中と相性が良い相手に前半から主導権を握る。

 すると、1ー0とリードして迎えた48分に、EAFF E-1サッカー選手権に向けた日本代表メンバーに選出された宮代が得意な形から華麗なゴールを決めた。

 中盤に下りてボールを受けたゼロトップのMF佐々木大樹からの縦パスに2列目から抜け出すと、そのままボックス内に進入。利き足の右でシュートを打つと見せかけての切り返しで、湘南DFキム・ミンテをかわすと、左足でファーから巻くコントロールショットでゴールネットを揺らした。

 ABEMAのコメント欄やSNSでも、日本代表に初選出された宮代の無駄のない完璧なフィニッシュワークが大きな話題に。ファンからは「イニエスタみたいになりつつある」「トラップからシュートまでの過程に惚れ惚れする」「得意な角度」「止まらなさすぎてE-1期待しかない」と、大興奮の様子だった。

 7月8日に初戦を迎えるE-1サッカー選手権の日本代表に名を連ねた宮代は、今季のJ1リーグで日本人トップタイとなる8ゴールを決めている。この調子の良さをサムライブルーでも発揮できるだろうか。

 なお、チームは4ー0と快勝。これでヴィッセル神戸は5試合負けなし(4勝1分)となり、2位に浮上した。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)