藤川監督の落ち着いた采配も注目されている(C)産経新聞社 阪神は5日のDeNA戦(横浜)に3-0と快勝、今季初の7連勝を…

藤川監督の落ち着いた采配も注目されている(C)産経新聞社
阪神は5日のDeNA戦(横浜)に3-0と快勝、今季初の7連勝をマークした。
投げては先発のジョン・デュプランティエが快投。球威ある直球と大きく曲がるカーブで強力DeNA打線を寄せ付けず。9回3安打無失点で今季2度目の完封勝利を達成、奪三振数も「95」でトレバー・バウアー(DeNA)を抜き、リーグ単独トップとなり、今季5勝目をマークした。
【動画】スタメン抜擢された熊谷がこの日は自身初の三塁打など、2本の適時打をマーク
また、打線で光ったのは「7番・遊撃」で先発した熊谷敬宥にもあった。
4日のゲームでも代走から出場し、9回に適時打を放つなど存在感を示していたが、約3週間ぶりの先発起用。4回二死から5番・大山悠輔、6番・前川右京の連打で二死一、三塁の形を作ると、ここで打席に入った熊谷は相手先発、大貫晋一の4球目のスライダーを捉え、左翼フェンス直撃の先制の2点適時三塁打をマーク。ナインがつないだチャンスにしっかり応え、ベンチも大盛り上がり。熊谷にとってはこれがプロ初の三塁打となった。
6回にも3点目となる右前適時打をマーク、この試合の全打点を稼ぐ暴れっぷりを見せた。
試合後のヒーローインタビューではスタメン起用に「びっくりしました」と言いながらも、4回の場面には「大山さんと右京が2アウトからつないでくれたので、何とか返そうという気持ちでやっていました」と言葉に力を込めた。
この試合では4日のゲームでベンチスタートと休養を与えた主軸の大山も猛打賞、不振にあえいでいた前川もマルチ安打と復調の気配を見せている。
日替わりヒーローが出ているのも強いチームの証明ともいえる。巨人を3タテした3日のゲームではサヨナラ犠飛を放った豊田寛、このゲームでは熊谷とこれまでは伏兵といわれていた選手たちも戦いの輪の中に取り込み、しっかり力を引き出し、層の厚さにつなげている。
このところの藤川監督の選手起用にはファンの間からも「藤川監督、大優秀だと思っている」「就任1年目でここまでやってる藤川監督が凄い」「采配、キレキレ」「いよいよ、勢いやばない?」「令和の名将になる気がするわ」と評価を高めている。
チームはこれで今季最長の7連勝、最多タイの貯金「14」と波に乗る。今後は厳しい夏の戦いを控えるが、青年監督が先を見据えた用兵でしっかりチームを前に進めてくれそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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