(5日、第107回全国高校野球選手権兵庫大会1回戦 三田祥雲館7―1神戸) 神戸の小栗昂和(こうわ)主将(3年)は、遊…
(5日、第107回全国高校野球選手権兵庫大会1回戦 三田祥雲館7―1神戸)
神戸の小栗昂和(こうわ)主将(3年)は、遊撃手として投手に牽制(けんせい)のサインを送り続けた。
毎朝6時前に起床。弁当作りや洗濯は自分でこなす。「母に負担をかけたくなくて」。学校のグラウンドはサッカー部、ラグビー部と共用で、打撃練習はバックネット方向にしか打てないなど、練習の制約もある。
そんな中、西岡大輔監督は「監督みたいにみんなを引っ張ってきた。歴代主将の中でも素晴らしいものがある」という。
二回に安打、四回に死球で出塁したが得点には絡めなかった。「ピンチはあったけど、楽しみながら笑顔で野球ができました」。今後は大好きな英語を学ぶため、大学進学を目指す。(菱山出)