「思いきり野球をやるための環境をつくって下さった方々のおかげで今日この場に立てています」 小学生のときから野球を続ける…

 「思いきり野球をやるための環境をつくって下さった方々のおかげで今日この場に立てています」

 小学生のときから野球を続ける伊那北の近藤勇之祐(ゆうのすけ)主将(3年)は第107回全国高校野球選手権長野大会の選手宣誓で、自分を導き、支えてくれた人たちへの感謝を口にした。

 「今度は私たちが野球の魅力を、次の世代に伝える番」「夢中になって白球を追いかけ、一球一打に高校野球人生をかける。そんな姿を子どもたちに届けます」

 こだわったのは「今まで家族が私に注いでくれた『愛』をプレーに変えて恩返ししたい」というフレーズ。実は、母親の名前の「愛」を紛れ込ませた。本番で驚かせたくて、暗唱練習は見せないようにしていたという。

 「高校野球は勝つためだけのものじゃない。僕たちの熱いプレーを見せることで、それが自然に伝わればいいな」(佐藤仁彦)