(5日、第107回全国高校野球選手権西東京大会、八王子北23―0五商=五回コールド) 五商の本来の野球部員はマネジャー1…

(5日、第107回全国高校野球選手権西東京大会、八王子北23―0五商=五回コールド)

 五商の本来の野球部員はマネジャー1人を含めて計6人。軽音楽部やバドミントン部、簿記部などにいた野球経験者に「助っ人」を頼み、単独チームとしての出場にこぎ着けた。

 一回裏、2死をとってから連打や四死球、失策が重なり、11点を失う。それでもマウンドの青木唯人(3年)は表情を変えず、懸命に腕を振った。

 かつては味方の失策に「キレたこともあった」という青木だが、昨年、先輩たちが引退してからは「自分たちで何とかするしかない」と決意。この日の試合も、「割り切って、自分の気持ちをコントロールすることができた」という。

 全員3年生の五商の選手たちにとって、最後の夏が終わった。青木は「今日は積み重ねたことを全部出し切れた。チームはいったんピリオドかもしれないけど、後輩たちに期待したい」。=神宮(岡田昇)