<2025年全国高校野球選手権東東京都大会:二松学舎大付13-0両国>◇5日◇1回戦◇明治神宮球場 二松学舎大付が13得…
<2025年全国高校野球選手権東東京都大会:二松学舎大付13-0両国>◇5日◇1回戦◇明治神宮球場
二松学舎大付が13得点を奪い、夏初戦をコールド勝ちで決めた。先発した川島 連十投手(1年)は5回82球4奪三振の快投で、参考記録ながらノーヒットノーランを達成した。
多摩シニア時代に日本代表に選出され、2024MCYSA 全米選手権大会で9連覇を達成した実力者。この試合でも「初回に130キロ後半を出せたのが良かった」と中学時代に最速140キロを計測した真っすぐを軸に両国打線を抑えていった。5回には疲労も見えたが、最後まで安打を許さず夏の初戦で見せた堂々たる投球を見せた。期待の左腕は「緊張もあるが、先輩たちの後押しもあるので、後押しになりました」と安堵の表情を浮かべた。
チームを率いる市原 勝人監督は 「将来を背負う選手」と川島を先発起用した意図を説明。「スピードは130キロ中盤から後半まで出ますし、もう少し球のキレがある」と辛口評価だが、期待以上の活躍に「初戦の緊張感や前日まで中間テストだったこともあり、疲労感も抜けず、1年生には酷な状況だった。その中でよく投げてくれた」と話し、「高校野球のスタートがこういった結果だと、本人の自信にもなると思う」と続けた。