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7月4日、有明アリーナで「三井不動産カップ2025(東京大会)」が開催。女子日本代表(FIBAランキング9位)はデンマーク代表(同55位)との第2戦に臨み、89-55での快勝を収めた。
第1戦に続いてスターターを務めた髙田真希(デンソーアイリス)は、15分14秒のプレータイムで6得点2リバウンド2アシストとマルチな活躍を披露。試合後のメディア対応では、「新しいことをやりつつ、またアップデートされてきたので」と、同点に終わった第1戦も含めて強化試合を振り返った。
「少し自分たちも戸惑いがありました。昨日(3日)はアジアカップに向けて整理したことをやろうとしたんですけど、まだやり切れていない部分があったところで。でも、1日で自分たちが理解して修正できたのは、すごく良いことだと思います」
渡嘉敷来夢(アイシンウィングス)の代表復帰など、コーリー・ゲインズHC(ヘッドコーチ)の新体制ではメンバーにも変化が生まれた日本。自身以外にもチームをリードできる選手たちが多く揃っているようで、「リーダーシップも(周囲が)すごい持っているので。自分としてはすごい助かる部分もあります」と髙田は語る。
続けて、若手選手の台頭についても触れた髙田。「オールラウンドに動ける選手が増えてきている」とコメントしつつ、「どのポジションに入るかも分からないので、全員が全部を覚えなければいけないし、より頭も使うことになると思います。相手からすれば守りにくく、アグレッシブにできている時間もあり、ベンチからプレータイムをもらえる選手が増えてきているのかなと思います」と、現在のプレイヤー陣を評価した。
「正直、自分は出ている時間帯に最高のパフォーマンスをすることを心がけているので。(新体制での違いは)あまり感じないかな、と思います」と、クリアな思考で競技に臨んでいる髙田。約1週間後に迫ったアジアカップの開幕に向け、ベテランの髙田にはコートの内外でチームをリードしてもらいたい。
【動画】第2戦ではチーム初得点を沈めた髙田!