◇米国男子ツアー◇ジョンディアクラシック 2日目(4日)◇TPCディアラン(イリノイ州)◇7289yd(パー71)「全…
◇米国男子ツアー◇ジョンディアクラシック 2日目(4日)◇TPCディアラン(イリノイ州)◇7289yd(パー71)
「全グリーン、きょうも入らなかったんで…」とため息をつきたくなるようなパッティングの出来でも、久常涼は危なげなくカットラインをクリアした。連日の「68」で通算6アンダー36位。「もう少し伸ばして終わりたかったですけど、まあまあいい感じで」と及第点をつけた。
今季5度あった予選落ちのうち、パターを試行錯誤していた時期とも重なる1月から3月中旬にかけて4試合が集中。4月以降に限れば、5月「ザ・CJカップ バイロン・ネルソン」のみ決勝ラウンドに残れなかった。「最近、ずっと予選を通ってはいるんで。(むしろ)予選を通ってからが、最近は良くない」。しっかり目線を上げて週末の戦いを意識している。
2日目のフェアウェイキープ率85.71%(12/14)はフィールド11位、ティショットのスコア貢献度は「+1.069」で同18番目だった。ルーティンに入ってから打つまでのテンポの良さも光る1Wでドローボールを繰り出し、簡単そうにフェアウェイを捉えていく。「調子はずっといいんです。(開幕前の寝違えで)首は痛かったけど、その割にはいいショットを打てていた」とうなずく。
予選通過の確率を高めている要因は、ショットの充実ぶりとともに内面にも。「やっぱり、2年目で(今週も)同じコース。コースによって飛ぶ、飛ばないを含めた状況判断が良くなった気がします。最近、そんなに間違えたジャッジをしていないのが大きい」。気候、芝質など、適応を求められる会場ごとの違いをしっかりインプットした上で臨めている分だけミスの幅も小さくできている。
前半17番(パー5)、フォローの風が吹く残り230ydの2打目を6Iでピンそば4mにつけた。「ちょっと引っ掛けた。結果的にラッキー」。きれいにフィニッシュを取れなかった一打が何とかグリーン左端にキャリーし、傾斜で寄ってイーグルチャンスを演出した裏には2年目の成長がある。
絶好機でバーディにとどまった17番を含め、グリーン上がもどかしかった1日。「結構打てているんですけど、あんまりラインと(スピードが)合ってなかったり…。最近の課題ですね」。予選を通ったからこそ、悔しがったポイントともあと2日間向き合える。(イリノイ州シルビス/亀山泰宏)