第107回全国高校野球選手権山梨大会(朝日新聞社、山梨県高校野球連盟主催)が10日に開幕し、33校31チームが甲子園の…

 第107回全国高校野球選手権山梨大会(朝日新聞社、山梨県高校野球連盟主催)が10日に開幕し、33校31チームが甲子園の夢舞台をめざして熱戦を繰り広げる。大会の見どころを、組み合わせのA~Dのブロックごとに紹介する。(池田拓哉)

■Aブロック 山学が総合力で優位

 2回戦から登場する山梨学院が総合力で優位に立つ。昨秋以降、打撃力が格段に向上。厚い投手陣では、エースの最速152キロの右腕菰田と左腕檜垣の2年生コンビが安定している。Bシードの身延は持ち前の堅守を発揮して勝ち上がれるか注目だ。

■Bブロック 駿台甲府と追う2校

 Aシードの駿台甲府に、1回戦で対戦する甲府工と日大明誠が加わり混戦模様。駿台甲府の打線は、鈴木の勝負強さと斉藤の強打がカギ。甲府工のエース五島、津金、山下の3投手は球速140キロを出す。日大明誠はエース星野が制球力の高さで試合を作れるか。

■Cブロック 帝京三筆頭に激戦か

 攻撃力のある第2シード・帝京三を筆頭に激戦となりそう。捕手舩脊は攻守の要。エース小田ら投手陣を巧みにリードし、打撃では中軸を担う。富士学苑はエース岩木が力強い直球をテンポ良く投げ込む。甲府商は丸山と臼井の二枚看板の活躍がカギを握る。(池田拓哉)

■Dブロック 昨年決勝、初戦で再現

 昨年の決勝で対戦した日本航空と東海大甲府が初戦でぶつかる。日本航空はエース・右腕柳沢と左腕高木の両先発で連覇を狙う。2年ぶりの優勝を目指す東海大甲府の主将影山は選球眼があり、出塁の機会が多い。甲府西は春季県大会の4強に公立校で唯一入った。(池田拓哉)

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 開幕試合で始球式に臨むのは、山梨県立甲府第一高の競泳選手、平嶋亜沙美さん(3年)。昨年8月に行われた全国高校総体(インターハイ)の女子200メートル背泳ぎで3位、全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会の女子200メートル背泳ぎでは優勝した。

 小学3年の時、リオデジャネイロ五輪・競泳男子400メートル個人メドレーで萩野公介選手が金メダルに輝いた場面をテレビで見て「かっこいい」と思った。高い目標をめざして頑張る素晴らしさを学んだ。

 昨夏、山梨大会で準々決勝に進んだ甲府一を球場で応援した。犠打のシーンが特に印象に残ったという。「それぞれが役割を果たすチームスポーツの魅力を感じました」

 自らと同じく全国の高みを目指す球児たちに、エールの一球を投げる。

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 ■大会を支える審判委員のみなさん(敬称略)

 内藤広文、鈴木睦明、小野田重康、堀込美友、早川浩朗、小石沢重人、小田切勉、中込茂、高野伸行、小野代司弘、舟久保博文、井上徳久、丹沢宏彰、宮本裕三、㓛刀修二、村田裕紀、小林裕明、加藤和憲、秋山卓郎、中山大輔、湯田坂佳夫、橘田一仁、望月理人、渡辺訓靖、内藤寛規、小林太地、上野達也、一瀬浩士、細川亮、河野幸一、中村和稔、中沢一成、石川豊年、清水雄司、千野佳祐、斉藤玲、内田修弘、富田成久、青嶋浩二、利根川佐武、深沢隆明、伊藤公太、辻貴史、高山僚介、篠田弥拓、鈴木琉心、青木拓也、名取励一、土屋孝、清水章宏、寺沢治希、平田真樹、河野愛音、清水浩二(池田拓哉)