「彼のマジカル・スプリッターよりも切れ味鋭いものは誰も見ていないだろう」 ヤンキース田中将大投手は18日(日本時間19日…
「彼のマジカル・スプリッターよりも切れ味鋭いものは誰も見ていないだろう」
ヤンキース田中将大投手は18日(日本時間19日)のリーグ優勝決定シリーズ第5戦、本拠地アストロズ戦に先発。7回3安打1四球8奪三振無失点と快投し、5-0での勝利に導いた。2勝2敗で迎えた大一番で勝利に大きく貢献し、ヤンキースは8年ぶりのワールドシリーズ(WS)進出に王手。MLB公式サイトでは、強力アストロズ打線を沈黙させた日本人右腕の誇る伝家の宝刀を「マサヒロ・タナカのマジカル・スプリット」と異例の特集を展開している。
アストロズ相手の運命の一戦で輝いた田中の魔球は改めて大きな反響を呼んでいる。
MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では「「マサヒロ・タナカのスプリット・フィンガーは見事な軌道を描き、アストロズとのリーグ優勝決定第5戦を支配した」と特集。記事では「おそらく、マサヒロ・タナカと彼のマジカル・スプリッター(魔法のスプリット)よりも切れ味鋭いものは誰も見ていないだろう」とまで称賛している。
まずは、昨季までヤンキースで女房役だった3回の先頭打者、ブライアン・マッキャン捕手を空振り三振に仕留めた5球目のスプリットの動画を紹介。記事では「グラウンド方向に鋭く変化し、ブライアン・マッキャンを空振りさせた」とホームベース手前で急激に軌道を変えた魔球の恐ろしさを伝えている。
元DeNAグリエルも空振り「彼の偉大な髪型もコマのように回転させた」
さらに、5回2死一、二塁のピンチでジョシュ・レディックを打ち取った4球目のスプリットの動画を続けて紹介。左打席のレディックの外角にストライクゾーンから逃げるように斜め方向に急降下した魔球について、「彼はプレートから逃げるようなボールを投じた。ジョシュ・レディックは空振りをせざるを得なかった」と驚愕の威力を称賛している。
そして最後は、4回1死走者なしの場面で元DeNAのユリエスキ・グリエル内野手から豪快な空振り三振を奪った宝刀の動画を紹介した。
「彼はユリ・グリエルと彼の偉大な髪型もコマのように回転させたのだ」
まるで生き物のように変化するスプリットにヘルメットを飛ばしながら空振りし、トレードマークのモヒカンヘアを披露することになったグリエル。田中はその“珍場面”を演出することになった。
ワイルドシリーズから勝ち上がり、地区シリーズではリーグ最高勝率のインディアンス相手に2連敗から3連勝。そして、このアストロズとのリーグ優勝決定シリーズでも2連敗から王手をかけたヤンキース。奇跡のポストシーズン躍進に導く田中の切れ味抜群のスプリットは、アメリカで語り草となっている。(Full-Count編集部)