東海地方の梅雨が明けた4日、第107回全国高校野球選手権三重大会の開会式が、三重県四日市市の四日市ドームであった。5日…

 東海地方の梅雨が明けた4日、第107回全国高校野球選手権三重大会の開会式が、三重県四日市市の四日市ドームであった。5日から始まる1回戦を前に、63校の59チームの選手やマネジャーが力強く入場行進した。(鈴木裕、本井宏人)

 暑さ対策のため、屋内会場の四日市ドームでの開会式は2年連続。選手らは行進曲が流れる中、腕を高く振って次々と入場した。選手登録から外れた3年生やマネジャーも一緒に行進した。場内には給水場が設けられ、休憩時間には選手らが集まって利用していた。

 昨夏代表の菰野から優勝旗が返還されたのに続き、大会会長の水谷正樹・県高校野球連盟会長が「持続可能な高校野球をめざし、他の都道府県に先駆けて、1日の試合を2部制にする。甲子園への切符をかけて最高の夏になることを期待したい」と激励した。

 開会式の後には、今年度の育成功労賞に選ばれた元海星監督の湯浅和也さん(65)の表彰式もあった。

 5日は津、松阪、伊勢、熊野の各市の4球場で1回戦7試合がある。入場料は一般700円、高校生200円、高校生団体100円、中学生以下無料。試合は今夏から朝夕2部制になるが、観客の入れ替えはせず、当日券で第1、第2試合とも観戦できる。

■選手宣誓「勝負は一瞬 仲間は一生」

 「勝負は一瞬、仲間は一生。野球でつながった最高な仲間とともに、全てのチームが最高のゲームをすることを、ともに誓います」

 開会式で選手宣誓を務めた宇治山田商の阪口諒真(りょうま)主将(3年)は、「チームの3年生から一人ひとり、意見を聞いてまとめた」という文章を、しっかりとした口調で伝えた。

 宣誓では、高校野球200年構想にも触れ、次世代に野球をつないでいく言葉も盛り込んだ。大役を果たし終えた阪口主将は「子どもたちに野球の楽しさや魅力を伝えることを意識した」と話していた。