日本サッカー協会が7月3日、EAFF E-1選手権に臨む日本代表メンバー26人を発表。その中にあって、代表初選出となっ…

 日本サッカー協会が7月3日、EAFF E-1選手権に臨む日本代表メンバー26人を発表。その中にあって、代表初選出となった19歳GKピサノアレックス幸冬堀尾(名古屋グランパス)のプレー集が話題を呼んでいる。

 2006年1月10日生まれのピサノは、愛知県春日井市出身。カナダ人の父と日本人の母を持ち、名古屋U-18から2024年にトップ昇格を果たして、ルヴァン杯でプロデビュー。そして迎えた2年目の今季、元日本代表GKシュミット・ダニエルの負傷によってチャンスをつかみ、今季ここまでリーグ戦9試合に出場している。

 一見して分かる“最大の武器”は、身長197cmの「高さ」だが、それだけではない。今回の森保ジャパン入りに合わせて、名古屋がクラブ公式インスタグラムに「世界の大舞台へ!脅威の進化を続ける19歳」と題して、ピサノの今季のプレーからハイライトシーンを編集した動画を公開した。

 そこでは「ポイント1」として「起点となるフィード」、「ポイント2」として「冷静な判断力とセービング」が光ったシーンを紹介されており、ピサノの能力の高さと魅力がかいま見ることができる“アピール動画”となっている。

■「正当な後継者」「ミッチそっくりやな」

 わずかリーグ戦9試合の出場ではあるが、間違いなく豊かな才能を持つピサノのプレー動画に対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。

「おめでとうございます!!!楢崎さんの教えとミッチの姿を見てきたピサノー!頑張れ!!!」
「ランゲラックと所作が似てるんだよね 正当な後継者 フィードはランゲラックより上手い」
「無駄に動かない ミッチそっくりやな」
「ピサノ君の時代が始まるぅ!」
「名古屋のGKはJリーグ屈指の選手たちばかりです。ピサノの歴史がこれから始まりますね 期待しています!!」

 今回のE-1選手権は、7月8日に香港、同12日に中国、同15日に韓国と対戦する。選出されたGKはピサノに加えて大迫敬介サンフレッチェ広島)、早川友基(鹿島アントラーズ)の3人。未来を担う19歳GKの代表デビューが期待される。

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