7月…
7月4日に有明アリーナ「三井不動産カップ2025(東京大会)」が行われ、女子日本代表(FIBAランキング9位)がデンマーク代表(同55位)と対戦した。
日本は引き分けに終わった第1戦と同じ先発メンバー。田中こころ(ENEOSサンフラワーズ)、今野紀花(デンソーアイリス)、馬瓜ステファニー(カサデモント・サラゴサ/スペイン)、髙田真希(デンソー)、渡嘉敷来夢(アイシンウィングス)が名を連ねた。
第1クォーターは開始1分15秒に髙田が3ポイントシュートでチーム最初の得点を挙げると、ベンチから出場した星杏璃(ENEOS)、宮澤夕貴(富士通レッドウェーブ)、薮未奈海(デンソー)も立て続けに長距離砲を成功。チーム全体で薮の3本を含む8本の3ポイントを射抜き、30-16と14点のリードを奪った。
第2クォーターは開始1分4秒に田中がスティールから速攻を仕掛け、相手のファウルを受けながらシュートを成功。その後、3分以上にわたって得点がなかったものの、ベンチから戻ってきた渡嘉敷が“3点プレー”を決めると、薮が4本目の3ポイントを沈めた。第1戦から一転、前半から攻守で相手を圧倒。50-27と23点差をつけてハーフタイムを迎えた。
スタートを入れ替えた第3クォーターは、序盤に田中と星が3ポイントで加点。開始4分8秒に挙げた川井麻衣(デンソー)の得点を最後に、フィールドゴールが決まらなかったものの、残り1分を切って東藤と馬瓜がシュートを沈め、65-39と点差を拡大した。
第4クォーターは開始から田中、薮、栗林未和(東京羽田ヴィッキーズ)の連続得点で7-0のランを見せると、馬瓜の3ポイントも炸裂。コートに立った選手が最後までアピールを続け、89-55で勝利を収めた。
デンマークとの2連戦を1勝1分で終えた日本は、13日に中国で開幕する「FIBA女子アジアカップ2025」へ出場。グループリーグではレバノン代表(同49位)、フィリピン代表(同39位)、オーストラリア代表(同2位)と対戦する。
■試合結果
日本 89-55 デンマーク
JPN|30|20|15|24|=89
DNK|16|11|12|16|=55