今季のドラフトは立石に人気が集まりそうだ(C)産経新聞社 大抽選は避けられそうにありません。 今秋ドラフト1位候補に挙が…

今季のドラフトは立石に人気が集まりそうだ(C)産経新聞社

 大抽選は避けられそうにありません。

 今秋ドラフト1位候補に挙がる創価大の強打者・立石正広内野手です。7月8日にエスコンフィールド北海道で開幕する日米大学野球選手権では、全日本チームの4番打者としての活躍が期待されています。

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 今年のドラフト戦線は1位級の候補が少なく、このままで行けば多くの球団が「立石1位」になるのではと、球界では噂されているのです。

 アマチュア野球に詳しいライターは言います。

「高校生で上位候補と見られていた逸材が続々と、大学進学の意思を固めているそうです。世代屈指のサウスポーと注目されている愛知の県立進学校・高蔵寺の芹澤大地投手は、社会人行きの希望をメディアに明らかにしています。プロ志望届を出せば、上位12人には入るのではないかと思われていたのですが…」

 入札に参加する球団があまりに多いとなれば当然、「一本釣り」で他の上位候補を確実に確保するチームが出てきても不思議ではありません。一方で、日本ハムは立石の抽選へと果敢に臨むのではないかとの情報が、球界には流れています。

「『1位はその年のナンバーワンの選手に行く』が、ドラフトにおける日本ハムの基本方針。となれば立石しかいないでしょう。創価大と日本ハムのパイプも強固で、選手やスタッフなどがチームのために頑張っている点も大きい。右のスラッガーで足も速く、セカンドやサードも守れるとなれば、エスコンフィールドに映える選手になることでしょう。強肩強打、俊足で右打ちの外野手となれば、現役時代の新庄監督と一緒です。もし獲得できたら、『新庄流育成法』にも大きな期待が集まることになります」(前述のライター)

 ドラフト1位候補は夏の高校野球地方大会と甲子園大会、社会人の祭典・都市対抗野球大会を経て絞り込まれていくのが通例です。『立石1位』を最初に表明するのはどの球団か、今から楽しみです。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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