これが代表レベルのクオリティだ。東アジアE-1選手権に臨む日本代表に選出されたヴィッセル神戸のFW宮代大聖が得意の反転シ…
これが代表レベルのクオリティだ。東アジアE-1選手権に臨む日本代表に選出されたヴィッセル神戸のFW宮代大聖が得意の反転シュートでゴールを強襲。だが、同じく代表に選出されたサンフレッチェ広島のGK大迫敬介が抜群の反射神経でストップした。質の高い攻守を繰り広げた両選手の代表選出に、ファンが歓喜している。
ナイスシュート&ナイスセーブ#宮代大聖 得意の反転シュートに#大迫敬介 がスーパーセーブ‼
明治安田J1第5節
神戸×広島
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E-1選手権の前に見返したいシーンは、7月2日延期されていたJ1リーグ第5節で神戸と広島が激突した32分のことだ。ゴールレスの中、神戸が中央を切り裂くように攻めていく。
宮代は、FW佐々木大樹が相手のライン間でターンした瞬間に広島のDF荒木隼人の背中を取る動きで縦パスを引き出す。これを左足でトラップすると、ボールが少し左方向に転がる。荒木が素早く正体して間合いを詰め、スライディングでブロックしてきた。
しかし、次の瞬間だ。宮代は右足をうまく使って、軸足となる左足の後ろからボールを左方向に流す。高速クライフターンで再びボールを左足の前に置き、そのまま左足を一閃。腰をひねりながら強烈なシュートを放ったが、大迫敬介のダイビングセーブに遭った。
会心の一撃を止められた宮代は、顔を手で覆って悔しさを滲ませ、呆然と立ち尽くした。一方、ショットストップで立ちはだかった大迫は、すぐさま味方に指示を送り、次のプレーに備えていた。
実況・寺西裕一氏は「得意な反転シュート宮代。それを片手1本セーブしました大迫。ナイスシュート、ナイスセーブでした」と伝えると、解説・加地亮氏は「ポジショニングも良かったですし、もらうタイミング、顔の出し方、反転シュートの速さも非常に素晴らしかったですよね」と称賛した。
高レベルの攻防に、ファンはSNSで反応。「チームとしてチャンスが少ないだけに汰木や井手口は慎重に打って威力低いシュートになる中で『やっぱこいつスゲーな』と震えた。敢えて相手に身体当ててシュートスペースを作る、威力、コース悪くない。バックステップで反応時間を作り遠くに飛ばすセーブのGK大迫も見事」「大迫がシュート直前にポジションを後ろに下がったのが良かったのか??」「いい攻守だった」「宮代さんの反転シュートえぐかたw」「これはマジナイキーだなぁ〜」「2人ともE-1呼ばれるだろうね」と興奮している。
そんな両者は、E-1選手権に臨む日本代表にそろって選出。宮代は、U-15〜U-20までは世代別代表に選ばれてきたが、25歳で初のA代表となった。2024年に川崎フロンターレから神戸に加入すると、昨シーズンはキャリアハイの11ゴールを記録し、チームの連覇に貢献。天皇杯の決勝でもゴールを決め、優勝をもたらしていた。今シーズンは第22節終了時点でチームトップの7得点を挙げ、好調を維持している。
宮代の初選出には、ファンも「大聖おめでとう!」「大聖なら代表でも十分活躍出来るはず!神戸を代表して得点量産してやれ」「宮代が選ばれへんかったら誰が選ばれるねん!ぐらいの気持ち!日本代表戦が余計楽しみ!」「神戸のエースから日本のエースへ。屈指の決定力、日本最高峰のテクニック、最後まで走り切るガッツ、日本代表にふさわしい」「やばい代表戦で宮代選手のゴール見られたら泣いちゃう」など祝福の声が並んだ。
宮代はクラブ公式HPを通して、「この度、自身初となるA代表に選出され、大変光栄に思います。選出の報を聞いて、素直にうれしい気持ちと身が引き締まる思いです。チームの戦術を理解し、自身の強みを最大限発揮できるように頑張ってきます。ファン、サポーターのみなさん、引き続き応援よろしくお願いします」とコメントしている。