フリーマンのサヨナラ安打でドジャースが劇的な逆転勝利を飾った(C)Getty Images ドジャースが現地時間7月2日…

フリーマンのサヨナラ安打でドジャースが劇的な逆転勝利を飾った(C)Getty Images

 ドジャースが現地時間7月2日(日本時間3日)、本拠地でホワイトソックスと対戦。9回劇的な逆転サヨナラ勝利を飾った。

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 「1番・DH」で先発出場した大谷翔平は、2-4で迎えた9回無死満塁の第5打席は二ゴロに仕留められ、その間に1点が入った。その後、ムーキー・ベッツの犠飛で4-4の同点に追いつくと、大谷が今季12個目の盗塁となる二盗を決めて、ウィル・スミスが四球で二死一・二塁。続くフレディ・フリーマンの右翼への適時打で試合を決めた。

 大谷は初回の第1打席で一ゴロに打ち取られ、3回の第2打席は2番手のショーン・バークの前に三飛に終わった。2-4で迎えた5回一死二塁の第3打席は遊飛に仕留められた。7回の第4打席は右前打で出塁した。

 試合は初回にドジャース先発のクレイトン・カーショーが1点を失ったが、その裏、すぐに捕手のスミスが左翼席へ一発を放ち、1-1の同点。2回はアンディ・パヘスの17号ソロで勝ち越しに成功。しかし、カーショーが3回に3失点で逆転を許した。それでも、レジェンド左腕は、試合前まであと「3」だった通算3000奪三振を達成している。

 6回にはアクシデントが発生した。一死二塁、相手が三盗を仕掛けた際、捕手のスミスが三塁へ送球した際に三塁手のマックス・マンシーがキャッチ。アウトにしたが、走者と交錯。その際に左膝を痛めたようで苦悶の表情を浮かべてグラウンドに倒れ込むと、肩を借りながらダッグアウトへと下がった。その後、キケ・ヘルナンデスが三塁の守備に就いた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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