森下はクリーンアップとして勝負強い打撃が期待されている(C)産経新聞社 阪神は2日の巨人戦(甲子園)に1-0と勝利。 8…

森下はクリーンアップとして勝負強い打撃が期待されている(C)産経新聞社
阪神は2日の巨人戦(甲子園)に1-0と勝利。
8回のクロスプレーをめぐっての判定も大きく注目を集めた。
両軍無得点で迎えた8回二死一、二塁の場面。大山悠輔の放った遊撃への当たりを泉口友汰がはじき、二走の森下翔太が本塁へ激走。
きわどいプレーとなったが、相手捕手、甲斐拓也のタッチを2度かいくぐり、ホームへタッチ。1度はアウトの判定となったが、阪神ベンチのリクエストにより、セーフとなり喜びを爆発させた。
値千金の神の手プレーで僅差の勝利をものにしたが、今や主軸となった森下の打撃状態に目を向けたのは中継解説(BS朝日)を務めた阪神前監督、岡田彰布オーナー付顧問だった。
8回二死走者なしで迎えた第4打席、左腕リリーバー中川皓太の投じた初球、外角がストライクと判定されると納得のいかない表情を浮かべた。
このシーンに対し、岡田氏は「自分はボールと思っているんだろうな」と推測しながら、「でもストライクなんよ」とピシャリ。
最近の森下の打席ではこういった場面が目立つとしながらストライク、ボールの見極めが悪くなるというのは「バッターが悪くなる兆候やね」とコメントする場面もあった。
虎の主軸、森下といえば、昨秋の「プレミア12」では侍ジャパンの4番も務め、現在は「53打点」(7月3日現在)でセ・リーグ打点王と今や球界を代表するスラッガーに成長しつつある。
それでもルーキーイヤーから指揮官として成長を見守ってきた岡田氏とすれば、好不調のバロメーターの兆候が見えただけに、黙ってはいられなかったのだろう。試合の中では、森下がプロ入り以来、シーズン通して1軍に居続けたことがないこともスタミナ面において、懸念材料とした。
実際に森下も4月は打率.323を誇るも6月は.226と落ち込んだ。ここからもファン投票で両リーグ最多得票を獲得した夏の球宴含め、フル回転が求められているとあって、パフォーマンスを維持できるか。
いずれにせよV奪回を目指すチームにおいて、3番、森下、4番・佐藤輝明の勝負強い打撃が勝利への大事なピースとなるのは間違いない。今後も背番号1の打撃シーンが注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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