6月29日放送の『ABEMAスポーツタイム』で元メジャーリーガーの川﨑宗則が、ドジャース大谷翔平選手ならではの「打法」を…

6月29日放送の『ABEMAスポーツタイム』で元メジャーリーガーの川﨑宗則が、ドジャース大谷翔平選手ならではの「打法」を解説。大谷選手のホームラン量産の理由は「股関節にある」と力説した。
元メジャーリーガーにして今も現役選手として活躍する川﨑は、「バッティングは下半身が一番大事」と断言。どうしてもバットに当たるところを意識しがちだが、「腕だけじゃなく股関節の動きによってアウトコースかインコースか、バットを操作していけるかどうか」が、良いバッターの証拠だと熱弁した。
そして大谷選手には、その下半身=股関節の動きに“ならでは”の特徴があるという。川﨑いわく「大谷選手のバッティングはノーステップ。僕らは真似できません。やっぱり足を上げて、しっかり地面の反発をもらいたいから」と、わかりやすく実演してみせた。

ノーステップのメリットとして「タイミングが取りやすい」ことを挙げ、「(ボールを)待ってればいいだけ。“じゃあ簡単じゃん!”と思って実際やってみても、ぜんぜんパワーもスイングスピードも生まれないから、飛ばないはず」と解説。しかし大谷選手に関しては「カラダをいろいろ使って、股関節からパワーを伝える。誰よりも股関節を上手に、柔らかく使っているイメージがある」と称賛した。
そんな川﨑を驚かせたのが、今シーズン大谷が放った20号ホームラン。「少し中に入ってきた外からのスライダー。アウトコースのボールを普段よりも引きつけて、下半身の粘りで(上半身が)前にいかないようギュッと股関節で我慢して」とスイングを実演し、大谷ならではの下半身の粘りと股関節の使い方が特徴だと熱弁していた。
(ABEMAスポーツタイム)