米大リーグ、オリオールズの菅野智之投手がデザインされたマンホールのふたが出身地の相模原市にあるサーティーフォー相模原球…

 米大リーグ、オリオールズの菅野智之投手がデザインされたマンホールのふたが出身地の相模原市にあるサーティーフォー相模原球場に設置された。

 米大リーグ機構(MLB)がドジャースの大谷翔平選手をはじめ日本とつながりのある12人の選手を選び、ゆかりの地に設置している。

 6月29日にあったお披露目の式典で、本村賢太郎市長は「今朝、6勝目を挙げたニュースを見た。30代からの大リーグ挑戦は、大人世代にもチャレンジ精神を教えてくれる」とあいさつ。菅野投手は地元の少年野球チームを経て、東海大相模高校に進んだ。「彼は少年時代からこの球場で汗を流し、涙を流した。ここは高校野球の会場でもあり、これから集う球児のみなさんにもぜひ見てほしい」と語った。

 ふたの背景には麻溝公園や、「恩師」でもある祖父・原貢さんとの練習風景が描かれている。マンホール横のQRコードにスマホをかざすと拡張現実(AR)で動画も楽しめる。設置期間は1年間の予定。(三木一哉)