◇国内女子◇資生堂・JAL レディスオープン 事前(2日)◇戸塚CC西C(神奈川)◇6766yd(パー72)柏原明日架…
◇国内女子◇資生堂・JAL レディスオープン 事前(2日)◇戸塚CC西C(神奈川)◇6766yd(パー72)
柏原明日架のドライバーヘッドとシャフトのテストを見ていて、エースヘッドを思わず二度見してしまった。キャロウェイのパラダイムなのだが、クラウンに白いT字の線が描かれている。しかも機械でつけたようなきっちりした線でなく、いかにも手描きっぽい。
よくよく見ると、縦の線(フェースと平行)はヘッド長より短く、横の線(フェースと垂直)はさらに短い。何とも言えない絶妙なバランスだ。なぜこんなペイントを施しているのか。気になって仕方がなかったので、新しいヘッドのインプレッションそっちのけで、本人に聞いてみた。
「父のアイデアなんですけど」と柏原は前置きしたうえで、「アライメントの補正です。どうしてもフェースをかぶせて構えてしまうクセがあって。それを矯正するために、線を入れたらどうかって。キャロウェイのスタッフの方にお願いして、手書きで描いてもらったんです」と経緯を話す。パターでヘッド上部にアライメントのラインを入れることはよくあるが、ドライバーでやらない手もないか。
キャロウェイのツアー担当者も柏原の提案を受け、研究を重ねた。当初はサンドブラストでTマークを掘るようなアイデアを考えたが、結局、白いペイントが一番分かりやすいという結論に至ったとか。JLPGAにも確認し、ルール上のOKをもらっている。
打席横にいた柏原の父・武道さんに話を聞くと「昔アダムスゴルフのユーティリティにこういう線が入ったのあったでしょ。それからヒントをもらいました」。確かに過去に流行った「IDEA」というUTにはクラウンにスリット(フェースと平行)が入って、アライメントが取りやすかったと記憶している。
ちょっとしたアイデアだが効果は絶大。フェースの向きが安定しない人、やってみてはいかが。(横浜市旭区/服部謙二郎)