ラッシングはまだ期待に十分応えられていない(C)Getty Images ドジャースのトップ・プロスペクトとして大きな期…

ラッシングはまだ期待に十分応えられていない(C)Getty Images

 ドジャースのトップ・プロスペクトとして大きな期待を寄せられているダルトン・ラッシングについて「ファンは早くもうんざりしている」と、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』が衝撃的な見出しで伝えている。

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 記事では、「ラッシングはドジャースの控え捕手に就任したが、正捕手としての道筋はまだ不透明だ。それでも、デーブ・ロバーツ監督は彼の将来に大きな期待を寄せている」と記した。

 24歳のラッシングに対して「彼には才能があると思う」と口にし、指揮官は高く評価しているが、「ラッシングはスーパースターらしいプレーができているとは言えない。最初の52打席で三振は28回(54%)、四球はわずか7回。唯一のホームランは5月31日に野手から放ったものだった」と指摘している。

 ここまで18試合に出場して打率.212、1本塁打、9打点で「18試合というのはまだサンプル数としては極めて少ない。特にドジャースのようなチームに昇格する有望株は、プレッシャーを感じないようにすることは不可能だ」という見方もある。

 「打球速度とスウィートスポット率(バットの芯に当てる確率)の数値は依然として期待できる水準にあるため、最初の苦戦は主に緊張によるものと言えるかもしれない。ラッシングが今後どのように成長していくかについては楽観的な見方をする十分な理由があるが、見ていて辛いものだった」と、今後ファンを本当に失望させないためにも、もっとアピールする必要がある。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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