ドジャースの豪華投手陣が揃うのはいつになるのか(C)Getty Images 今季、ドジャース投手陣の新戦力として、大き…

ドジャースの豪華投手陣が揃うのはいつになるのか(C)Getty Images

 今季、ドジャース投手陣の新戦力として、大きな期待が寄せられていたブレイク・スネルは、左肩の炎症により現在も調整を続けている。開幕から、先発登板は僅か2度にとどまり、4月初めの戦線離脱から、すでに4か月が過ぎようとしている。

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 開幕以降、多くの投手の故障者に悩まされているドジャースだが、ベテランのクレイトン・カーショウが復帰を果たし、大谷翔平も2シーズンぶりにマウンドに登るなど、明るい話題も増えて来ている。しかし、開幕前には先発陣の柱としての活躍が見込まれたスネルの故障が長引いている現状は、シーズン後半に向けても大きな不安材料であることは間違いない。

 また、ドジャースの話題を扱う『FANSIDED Dodgers’ Way』では、スネルが先月末にブルペン投球を行ったものの、公式戦復帰までにはまだ時間を要すると伝えている。

 同メディアは7月1日に配信となった特集記事の中で、「今季ドジャースがオフに1億8250万ドルもの巨額契約を結んだスネルは、その内容に見合う活躍をまだ果たせていない。彼は、野球関連の活動を完全に停止し、再開し、また止め……という不安定なサイクルを繰り返している」などと説明。

 さらに、「土曜日にはブルペン投球を行い、前進の兆しを見せたものの、デーブ・ロバーツ監督は『実戦形式で打者と対峙するにはまだ程遠い』と語った」として、指揮官の反応も紹介している。

 回復までの目途が立たない状態であるという左腕に対し、「現時点では、スネルの登板が8月中旬、もしくは9月初旬までもつれ込んでも何ら不思議ではない」と同メディアは見込んでおり、「もし実戦形式の投球に入ってからの内容が思わしくなければ、ドジャースはさらに回復プランを慎重に進める可能性もある。リハビリ登板が始まるまでにさらに数週間が追加される可能性も否定できない」と指摘する。

 加えて、スネルの具体的な症状として、「X線検査では構造的な損傷は確認されなかったものの、彼は依然として違和感と痛みに悩まされている」と明かしながら、ドジャース首脳陣の今後の対応として、「チームとしてできることは、イニングを何とか回しながら離脱中の投手たちの復帰をじっと待つことだけ、というのが現状だ」などと論じている。

 ドジャースがワールドシリーズ連覇を成し遂げるためには、やはり1人でも多くの故障者の復帰は不可欠。ライバル球団とより激しく鎬を削るシーズン後半戦、背番号7が再びマウンドに立つ姿は、果たしていつ目にすることができるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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