【WWE】RAW(6月30日・日本時間7月1日/ペンシルバニア・ピッツバーグ)【映像】丸め込みで“まさか”の珍事 仲間割…
【WWE】RAW(6月30日・日本時間7月1日/ペンシルバニア・ピッツバーグ)
仲間割れ女子の決着戦において、丸め込みでまさかの珍事が発生。怒りのやり場のない選手がレフェリーに詰め寄ってブチギレ。その後、両者とも興奮収まらず場外での大乱闘に発展。「どっちやねん」「初めてみた」とファン困惑。会場も騒然となった。
WWE「RAW」で新たな因縁ストーリーが渦巻くライラ・ヴァルキュリアとベイリーが対戦。バックステージの口論からWWE恒例の“即試合”となった元盟友のマッチアップは、まさかの決着。2人同時に両肩がつく“ダブルピンフォール”で互いに「私が勝った」と主張し、リング内外で殴り合う大乱闘に発展した。
先週、ベッキー・リンチとベイリーの女子インターコンチネンタル・タイトル戦でベイリーのアシストに現れたライラだが、宿敵ベッキーを前にして気持ちが前のめり。試合をぶち壊す結果となり、いつもは温厚なベイリーも怒り心頭。着信拒否〜既読スルーを繰り返して一週間、ライラが謝罪に現れるも、謎の斜め上の持論展開で完全に決裂、即対決の流れとなった。
序盤は怒りまかせのハードヒットが目立つも技巧派同士らしい切り返しが際立つスピーディーな展開に。ベイリーはライラの背中をターゲットに拷問ボストンクラブ、スチール階段からのエルボードロップなど猛攻を仕掛けていく。対するライラもアームドラッグやスウィング・ネックブリーカーなど、連動性のある技を連発だ。
後半はエルボー〜クローズライン合戦。“ローズプラント”、“ナイトウィング”と互いのフィニッシャーを狙うも不発。両者持ち札がなく丸め込みの応酬のなかアクシデントが発生する。ベイリーの丸め込みに、ライラがクラッチで返すが、ベイリーもバックを取り低空のスープレックス。
ライラの肩とベイリー両者の肩がマットについた状態で、レフェリーのジェシカ・カーが3カウントで“ダブルフォール”成立。困惑する両者に会場は騒然。怒り心頭のライラが詰め寄るも厳格レフェリングでお馴染みのジェシカは「両者の両肩がついていたのでこの試合はドローです」宣言。再び会場は騒然となった。
「どっちやねん?」「ドロー?」「なんじゃそりゃ」とファンは困惑。「いやライラの勝ちだろ」の声も交じるなかで「ドローはじめてみた」や「ジェシカ・レフェリーがそう言ってるんだからしょうがない」と“審判が絶対”マンの信頼も厚い。
両肩ついてたのに「勝ったどー」と主張するライラに、つられるように「私の勝ちよ」とベイリーもアピール。ドローを耳にしてからは制御不能の殴り合いに発展。ジェシカも「あとは知らんがな…」と2人の仲間割れを冷ややかな目で横にしながら退場。しかし、結果に納得がいかないベイリーとライラは試合後もリング内外で乱闘を展開して大暴れ。セキュリティが介入するほどの激しい展開となった。(ABEMA/WWE『RAW』)