2022年大会では日本が優勝を果たした(C)Getty Images 7月7日より韓国で行われる東アジアE-1選手権に向…

2022年大会では日本が優勝を果たした(C)Getty Images

 7月7日より韓国で行われる東アジアE-1選手権に向け、日本代表の森保監督がメンバー選考について言及した。6月29日、J1第22節の東京ヴェルディ対川崎フロンターレ戦を視察後、報道陣の取材に対して、E-1選手権では若手選手を中心に選出する意向であり、また、クラブワールドカップ(CWC)に出場した浦和レッズからの招集を見送ることも明らかにしている。

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 国際Aマッチデーではないスケジュールで行われるE-1選手権で日本は、これまでも国内クラブ所属選手のみでメンバーが組まれていた。今回、森保監督は選考基準として、「これからJリーグを引っ張っていってくれる選手」などと述べており、若手プレーヤー主体となる可能性を示唆。また、浦和勢に関してはCWC直後ということでコンディション面を考慮し、選考対象外にしたと語っている。

 国内組での構成になるとはいえ、森保監督はもちろん、選ばれた選手たちも今大会に高い意欲で臨むことは言うまでもない。今回のパフォーマンス次第では、来年に控える北中米ワールドカップ(W杯)メンバー入りにも繋がるなど、日本代表の選手層にも大きな影響を及ぼす。2022年7月に行われたE-1選手権では相馬勇紀が大会MVPに輝き、また相馬と町野修斗が3得点で両者得点王となり、同年秋のカタールW杯メンバー入りを果たしている。

 そして当然、日本は通算3度目の優勝と前回大会に続いての連覇も視野に入れており、来月3日に予定されているメンバー発表でどんな名前が呼ばれるのか、関心が高まり続けている。

 今回の開催国であり、大会における日本のライバルでもある韓国の国内メディアも、森保監督の言動を伝えている。ニュースサイト『OSEN』では、6月30日に森保監督の意向を特集記事の中で紹介。「日本は通常、3分の2程度、欧州組が揃うものの今回は国内組に限定されるため、事実上“3軍”戦力と評価されている。そこにさらに浦和所属選手が不参加となる」として、日本のメンバー構成を報じており、「主力不在でも自信は健在だ」と綴っている。

 また同メディアは、自国代表チームについても見解を示しており、「日本に比べると、韓国代表はKリーグで好調な選手たちが数多く含まれている。ソン・フンミンら欧州組は不在だが、それでも韓国は強力な優勝候補と見なされている」などと評している。

 日本、韓国とともに、中国、香港の4か国で争われる、東アジアのタイトルを懸けた戦い。果たして日本代表にはどのような選手が名を連ねるのか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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