8月8~11日に三重県である小学生の軟式野球フェスティバル(全国スポーツ少年団軟式野球交流大会から改称)で、暑さ対策の…

 8月8~11日に三重県である小学生の軟式野球フェスティバル(全国スポーツ少年団軟式野球交流大会から改称)で、暑さ対策のため昨年から導入した2部制を、より徹底させることがわかった。試合の打ち切りを減らす効果も見込む。

 大会は全国9地域と開催地から選出された16チームなどが参加。午前の部の開始が昨年は8時半だったのを8時に早める一方、夕方の部を16時から16時半開始に遅らせる。また、津市、鈴鹿市、亀山市の全4会場で、昨年は実現しなかったナイターも行う。

 試合前と各イニングの開始前に行う、暑さ指数(WBGT)のホームベース上での測定を今年も継続。日本スポーツ協会の指針で「運動は原則中止」となる31以上の場合は試合を始めないか、中断し、5分おきに測って開始や再開を待つ措置だ。

 昨年は「WBGTの下降が見込めない」などの理由で途中打ち切りが相次ぎ、規定の六回まで消化できたのは18試合中2試合。初回で終わったケースもあった。

 今年は継続試合の選択肢も取り入れる。また、同点の場合、昨年は監督同士のじゃんけんで勝者を決めたが、今年は「チーム戦」の抽選に。18個の封筒を9人ずつが選び、中に印のついたものを選んだ側が勝ちとなる。

 同協会の少年団課は、「可能な限り、試合をさせたい。昨年の三重県のWBGTを参考にすると、時間変更の効果は期待できる」とみる。

 吉原暁憲・地域スポーツ推進部長は「夏にスポーツをすることが年々難しくなり、悩ましいが、スポーツ団体である以上、いかにしたら夏にもできるかを考えていく使命感をもっている」と話している。(中小路徹)